・2022年(R4)4月10日(日)ホタル幼虫放流実施
4月10日(日)午前、昨年10月23日(土)より飼育を始めた今期(’21年7月~’22年6月)のホタル幼虫を中堀川プロムナードせせらぎホタル幼虫放流区域に放し、今期の飼育を終了しました。5月下旬以降の成虫飛翔を期待します。
・2022年(R4)3月27日(日)3月度丸茂先生ホタル幼虫飼育指導受講日です。
3月27日(日)14時半よりコミハにて丸茂先生より飼育指導を受けました。指導内容等報告いたします。
ホタルの放流について:丸茂先生(継続案)
今年上陸しそうな大きさの幼虫のみ、プロムナードせせらぎ上流部ホタル放流区域に放流する(約70頭程)。 2年越し,3年越しが想定される残り(約60頭程)は
支流に放流する。
今年飛翔したホタルを確保し、産卵から飼育を試み、来年につなげる。
飼育は、水温管理が大切である。20℃前後を維持できれば良い。 夏場水温25℃以上30℃になると食欲なく成長が止まる。 冬場は今年の飼育方法で乗り切れる。
・2022年(R4年)1月以降のホタル幼虫飼育活動予定について
令和3年12月25日の第2回丸茂先生によるホタル幼虫飼育指導において指摘を受けた飼育水、水替え頻度についてはそれ以降毎日水替えを実施すると共に、カワニナ給餌については幼虫の採餌状況を見ながら与える量をその都度判断する事としました。
この為、飼育活動状況を毎日16時より上白根コミュニティハウス、交流ホール内ホタル飼育箇所で見ることが出来ます。
幼虫の成育も実に様々で今すぐにでも中堀川プロムナードのせせらぎに放す事が出来ると思える程の幼虫もいれば、未だ数ミリ程度の大きさの幼虫もおり、僅か300平方センチ程の小さな水槽飼育環境の中でこの辺りの違いは実に不思議です。
・ 12月25日(土)12月度丸茂先生ホタル幼虫飼育指導受講日です。
12月25日(土)11時よりコミハにて丸茂先生より飼育指導を受けました。指導内容等報告いたします。
又次回2022年(令和4年)1月度の飼育指導日を1月下旬、土日のいずれかに実施予定としました。
指摘事項
水質 先月の指導日に比べ見た目の飼育水の汚れは少なく、一見澄んでいるに見えるが2日毎の水替えでは食べ残しの餌の腐敗など
実際は濁りがあり水質悪化が進んでいる。飼育頭数減少の大きな原因は水質悪化であり、少なくとも1日1回の水替えは必要。
水の濁りはホタル幼虫に大敵である。
ホタル酸素を取り込むのが弱い昆虫である。
濁りの原因は餌の残渣である。
水替え 2日おきの水替え頻度を今後は毎日行う。水替え方法は現在実施の方法で大丈夫。
給餌 量は現在の給餌量で大丈夫。カワニナはしっかり潰し、2~3分割して与える。
現在の基本1水槽1匹のカワニナ給餌、翌日餌の取り具合を見てその日の量を加減する。
飼育 幼虫の大きさに差がついた時点で「大・小」二つに別けて飼育を始める
放流 2~3㎝ほどになったら大きい幼虫より放流しても良いが、放流後は幼虫の天敵による捕食のリスクがあるので出来るだけ遅く4月初旬
頃が中堀では良いのはないか。
当面の飼育方針 年末年始上白根コミュニティハウス休館期間の飼育場所は現在の場所で行う事に変更。外の飼育所へは出さない。
この期間は給餌をせず、水の悪化を防止を図り水替えの行わない。
本年最後12月27日の飼育活動日は水替えのみとし、給餌は実施せず。
新年最初の活動日1月4日は水替えと少し多めの給餌量とする。以降、水替えは毎日実施、給餌は1日置きの給餌を
行い、採食状況を見ながら給餌量・頻度を検討する。
・11月23日(火)11月度丸茂先生ホタル幼虫飼育指導受講日です。
本日11月23日(火)丸茂先生より飼育指導を受けましたので主な指導内容等を報告致します。
指摘事項
水質 水が濁った状態は駄目
共食いより水質悪化で死ぬ方が多い。
餌の食べ残しが水質を悪化させるのでよくない。
水温 水道水温度でよい。(16℃~20℃が理想的)
ペットボトルに汲み置きしておくと良いかもしれない。
水替え 水替えは毎日行うのが理想
丸茂先生の水替え実施を見る。
① 水槽内食べ残し餌をスポイトで別容器に取り除く。
② 上澄みを別の容器に捨てる。この時、さほど幼虫の流れ出しを気にしない。
後で真剣に幼虫探しをするのでその時でよい。
③ 下に残った貝殻・幼虫を一緒に割と大胆にガチャガチャ揺すって洗う。
④ 水道水を足し入れて、軽く揺すってから上澄みを別容器に捨てる。
⑤ この過程を2~3回繰り返し、水が綺麗になったことを確認する。
⑥ 別容器に移した食べ残しの餌、捨て水内に潜む幼虫を注意深くスポイトで探る。
⑦ 見つけた幼虫は新しい水の容器に戻す。
⑧ 水槽は洗わず、付着するバクテリアを利用する。
餌やり 餌のやり過ぎは良くない。幼虫は飢えで死ぬことはない。
共食いはゲンジボタルはするが、顕著ではない。時たま小が大にとりつく。
幼虫の大きさに差が生じた時点で「大・中・小」の3区分とする。
餌よりの量に差が出るため
脱皮を繰り返し、終齢に持って行くために餌の量でコントロールする。
餌の量は食べ残しの有無で判断する。
カワニナの大きさは中程度のもの(幼虫は小さいものを好む)
カワニナはしっかりつぶすだけで良い。
放流前、3月に入ったら食べたいだけ食べさせることは大丈夫。
放流時の注意
飼育水槽水温と放流地の水温差に注意。
飼育開始から丁度一ヶ月が経ち、今日までの我々の飼育方法は水替え・カワニナ給餌は1日置き、1水槽当たり4匹のカワニナを給餌。
昨年の幼虫生存歩留まりの悪さ(43%ほど)終齢幼虫までに育っていない幼虫の多さを餌の少なさが大きな原因と考え、4匹のカワニナ給餌を続けていました。
今日以降は、当面1水槽カワニナ1匹で様子を見る事とし餌の残り具合、それによる飼育水の汚れ具合等を勘案して水替え・給餌頻度、給餌量
飼育方針を決めたく思います。
・11月15日(月)ホタル幼虫飼育活動状況写真です。
・11月ホタル幼虫飼育活動予定について
11月末までは、幼虫飼育に関して1日置きの水替え・カワニナ給餌を実施し、頭数確認は10月末 及び11月中に2回実施を予定します。
飼育場所は今季は始めから上白根コミュニティハウス交流スペース書庫の天板スペースをお借りして 行います。時間は16時より実施します。
・10月、11月ホタル幼虫飼育予定活動日
11月末まで、10月29日(金)より1日置き、各日16時から活動をしています。
10/29日、11/1日、3,5,7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,27,29日
(10月31日は選挙のため3日目の11月1日に飛ばします。)